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2014/04/09

生物多様性保全のためのユビキタス ココシル

Tweet ThisSend to Facebook | by:iseki
ココシルTRONSHOW より 日付:2013年12月13日

日本大学生物資源科学部・生物環境工学科・バイオメカトロニクス研究室
生物多様性保全のためのユビキタス

Ubiquitous for Biodiversity Conservation

生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれた。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きている。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性がある。

統合生物学は、生物多様性とその要素そのものを直接の研究対象とする学術分野であり、遺伝子、種、生態系の多様性はもとより、ミクロからマクロレベル、またナノ秒から数十億年にいたる異なるスケールに展開する生物学的階層内および階層間にわたる生命現象を探究する学術領域を広く含み、その代表的な分野として、自然史科学、生態科学、自然人類学、行動生物学、バイオインフォマティクスなどがある。野外での観察・採集・測定など、各種データの統合・解析、理論構築、およびモデルによる予測などの手法を駆使し、生物としての人間(ヒト)を含む、歴史性をもち複雑で動

的な生命と生物多様性に関する科学的理解を深めることを目指して研究が行われている。

人類は未だ地球上の全生物に関してゲノム情報や生態情報はもとより、その存在に関する情報をも把握できずにおり、分類学をはじめとする生物多様性インフォマティクスは、遺伝子やメタゲノミクス研究と並びメガサイエンスである。

生物多様性保全のためのユビキタスとは、いつでも、どこでも、だれでもが、地域にとどまらず地球上全ての生物の生態環境情報、空間情報を把握するための技術であり、本コンセプトの最終目標は、3,000万種とも言われる多様な生物の保全は勿論であるが、同時に原産国の生物多様性保全・持続的可能な利用に貢献するu-code化の技術開発である。

スマートミツバチ

ミクロチップを取り付けたミツバチ A honey bee with a μChip


ミツバチにマイクロチップ( μChip)を取り付け、蜜と花粉を採取される時間を計測する。

また、花粉の付着物から環境診断する「ミツバチを活用した環境診断」の研究も行っている。将来、研究で得られたミツバチの精密飛行データによって、近年世界中で報じられているミツバチの減少の原因解明に大きな貢献が期待できる。


14:10 | ニュース